レズで発達障害で。

発達障害(ADHD)で、同性愛者のわたしの毎日。あなたの暇つぶしに、心の糧に。

お母さん、心配しないでね

ハートネットTVで、性暴力被害についての特集をしていたので、数年前のことを思い出しまして、久々にブログを書くことにしました。

初回の投稿で少し触れましたが、自分にも経験があります。軟禁と性暴力。自分が住んでいたマンションに踏み込まれてのことでした。

当時、あるきっかけで距離が縮まった男性に「同棲しよう」と持ちかけられます。しかし場所はわたしの住んでいたマンション。要は転がり込んできたわけです。親も厳しく、同棲なんてもってのほかというわたしの家事情を「いいから、いいから」「ばれなきゃいいんだって」と言葉巧みに上がり込みます。そこから態度が一転、暴力をふるい始めます。家の外に出ることも許されず、彼が買ってきたコンビニ弁当が毎日の食事でした。唯一認められた娯楽はスマホのアプリゲーム。レベルだけがどんどん上がっていき、無意味な毎日を積み重ねていきました。

その頃実家では、長年飼っていた愛犬が瀕死の状態でした。死に際に一目会いたいと懇願するも「お前は嘘つきだから」「逃げるつもりだろう」と一蹴され、外に出ることも許されません。

このままじゃマジで死ぬ。諦め掛けていたのに、なぜか急に生存本能に目覚めたわたしは生きる気力を振り絞って、目を盗んで警察に通報し、逃げることに成功しました。

 

そうして家族に再会します。

 

思っていたよりも家族の反応は冷ややかで、身内でこんな恥ずかしい奴が出るとは…という無言の圧力。

言葉に詰まりながらも、母へ発した第一声は「心配しないで」でした。本当は助けて欲しかったはずなのに、母の心配する顔を見たくなかったのです。小学生の頃からいじめられっ子だった自分。背も高く、大人びた顔立ちだったため、クラスの子だけではなく上級生からも「妖怪」「外人」と言われいじめられていたわたし。そのことが母親にばれないかいつもドキドキしていました。お母さんが悲しむから。病気ばっかりして、家にもほとんど帰れず入院しているお母さんの前では子供らしくいたい。いつまでも大人になっちゃダメなんだ…。自分の気持ちはその頃と少しも変わりはありませんでした。

 

母の言葉は、「あんな人間のクズに騙されて、あんたは本当に恥ずかしい子だね」。自分にとって、暴力に屈し軟禁状態の毎日を過ごしていたことよりも、一番辛い瞬間でした。

 

先述の番組内でも紹介されていたように、性犯罪というのは犯罪の中でも、被害者が責められることが非常に多いものだと思います。わたしも、その後お付き合いした男性もいましたが、それでもこの話は墓場まで持って行こうと考えていました。「言わなきゃ分からないから、黙っていなさい。」これも、当時の母の言葉でした。←ま、結局別れるんですけどねw

 

わたしと母の間の絆は、もはや修復不可能かと思われました。幼い頃から姉としての立場を貫き、病弱な母を悲しませるまいと、問題も自分で解決する毎日。それが祟って、「あの子はわたしに何の相談もしてくれない」と次第に母から距離を置かれるという悪循環。さらに自分があんな人間の口車に乗せられたことで、母との関係にトドメをさしたんだ。わたしのせいで。わたしがバカだから。そう思っていました。

 

確かに、自分のせいでもあります。物事をはっきり言えない自分の性格が悪かったと思います。だけど、きっと、自分一人のせいではなかったと思いたい。これを読んでいる、子供を持つお父さん、お母さんは、子供がもし同じ境遇になったとき、ただただ、辛かったねと抱きしめてあげてほしい。たとえ自分にも非があったとしても、暴力が許されるはずはないのだから。

 

わたしはすぐ婦人科へ行きました。緊急処置と検査を受け、幸い今は普通に過ごせています。(がんの検診は要経過観察なのですが、関係ないと思いたい。)が、やはり、直接ではない後遺症が残ります。未だにそのマンションがある付近の駅には近寄りたくありませんし、一人で家にいるときに外から物音がするとビクビクします。大きな声を出す男性も苦手です。

 

母とはその後、発達障害がきっかけで和解します。ある本に書かれた「ADHDの女性は、自己評価が低く、悪い男性に騙されやすい」という、あるある…ねーよw的な一節を鵜呑みにし、「あの時はごめんね」と泣いてわたしを抱きしめてくれたのです。わたしにはそれで十分でした。30年間、母に甘えられなかった思いが、浄化されていくのを感じました。

 

こうして、いろいろ紆余曲折ありながら、正常な母娘関係になってきている今日この頃だと思っています。困ったことを一番に相談できるのは母で、一番頼りにしているのも母。こんな風になれたことだし、発達障害も悪くないな。いや、そもそも元凶はそれなのか?w

いずれにしても、母も同じく、今の関係を大切に思ってくれているといいな、同じ気持ちだといいな…。

 

 

 

さて、今日は何だか重たい話になってしまいましたので最後に明るいニュースを一つ。先日ブログで紹介した「ブラデリス」のおかげで、順調に体型が洗練されていって(いる気がし)ます。明るいニュースって自分にとっての話じゃねーかよwって声が聞こえてきそうですが、何か?その通りです!←

るちるでした。またね!

 

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